【梅本龍】創作大賞2023に参加中です！

※改稿しながら再連載いたします。 2022年2月4日から21日の間に執筆連載していた中編小説です。一度は完結し、その後一時的に下書き状態に戻しておりましたが、だいぶ直して再連載を始めます。 『淀橋矢来のアトリエ』を中心とした新宿辺りが舞台。「生き方の選択」をテーマに、影響し合い生き抜くことを考える青年たちを描いた物語です。

　　目安：約6500文字 #創作大賞2023 #お仕事小説部門 《あらすじ》 　行動範囲が極度に狭い主人公「柏木一」が巡り合わせた新しいバイト先は、自宅から徒歩５分の所にある、出版会社専属の人気作家が住むマンションだった！ 　そこでは陽気な編集者の「余丁」と共に、マンションに閉じこもって7年間執筆を続けている小説家「淀橋矢来」を担当する事になり、柏木は少しずつ自分自身や人との距離についてを見つめ直すようになった。だが淀橋とようやく打ち解けてきたある日、突如淀橋が姿を消してしまう。 　彼の生い立ちを知る人事部の「大久保」から話を聞いた柏木は、淀橋の覚悟を知り、覚醒したかのように生き